vol.314 動きのない世界
2024-10-05
・動きのない世界
・事象はなぜ存在する?
・腐食とエントロピー
・エントロピーは時間ではない
・事象という存在の謎
・ロケットの外と中
前回はねあの時間の話をしてて、ちょっとおまけで倍近く話しちゃったから「200円よこせ」とか言ってましたけれども…せこいね、目風はね。これぐらい怒られはしないけど、嫌われるよね古川くんからはね。フフフ。
(※多くの人類にとって最先端の世界観の講義が200円…)
エントロピーの話しになったんですけど。
要するにね、3次元世界というのは動きがないんですよ。2次完世界も動きがありません。4次元世界も動きはないです。
「え?そんなことないでしょう」って。
「4次元は時間が加わるから、それこそ動く世界じゃないですか」ってみんな思うでしょう。
違う違う違う、5次元も動きはないです。ま、言ったら100次元にいっても動きはないですよ、みんな止まってます。
なんでかっつーとここが時間の…。
あーこれ言っちゃうと時間わかっちゃうかな?わかったらいいけどね。
えーといいですか?時間てのば"事象"なんです。
"事象"ってのは"出来事""物事"…わかる?
(※事象:
1. いろいろの物事や現象。
2. 数学で、試行の結果起こる事柄。たとえば、賽を振るという試行に対しては、一の目が出る、数の目が出る、四以上の目が出る、などの事象が考えられる。)
オブジェクトじゃないし、オブジェクトが動いて初めて事象になるわけでしょう?
(※事象とは「物事の物語り」といえる一定の時間経過を持つモノ(物・者)のストーリー)
じゃあ何で物は動く?オブジェクト・物が動くかといったら。
わかる?
かわかつ)
(事象がある理由・・・?)
意図ですか?意識とか??
意図ではないね
かわかつ)
エネルギー?
エネルギーでもない。
まず今は違うとしよう、後で段々わかってくるから。
で、エントロピーも単に…その物事の、物事つーか時間の流れね。
"我々が認識している時間"というものの流れの方向性を決めるためだけのものです、エントロピーというのは。
だけではないって言われた。
だけではないけれども、我々にとってはそういうもの…だね。
かわかつ)
会長すみません。ちょっと質問があるんですけど
(オブジェクト(物)だけでは時間がないということは)
物が朽ちることは事象ではないということですか?
柄ちるということは腐っていくということ?
事象だよ?
かわかつ)
それはでもエントロピーとは全く違う?
エントロピーと関係あるよ
かわかつ)
でも全くイコールじゃないんですね、腐食とエントロピーは
腐食とエントロピーは…あの腐食というのは、エントロピーの、エントロピーが拡大する方向なんですよ。で、エントロピーが縮小する方向というのもあるんですよ、世界には。我々はそれを知らないだけで、知らないつか認識しない…ん?なに?
我々は感知し得ないだけで。
我々は物が腐る方向にしか感知できないんですよ。逆の方向、要するに時間が逆回りする方向を感知できないでしょう?要するに腐ったものが新鮮なものになってくるって見たことないでしょう?
それがエントロピーなんです。
エントロピーの限定されたエントロピーの法則なんですよ。
それは方向性だけで、エントロピーというのは方向性を示すだけで、“時間"ではないんですよ。逆もある。逆もあるの。こっちもあるって言うだけ。
フフフフフ、ついてこれるかな?これる?
事象というのは動きがあるわけですよ。そこには時間があるわけです。
でも、腐ったものが1個あったとしても、それはもう永久に腐らないんですよ。永久に綺れい…あのー、新鮮なものにもならないし、時間がない限り永久に、"事象"がない限りもっと腐ることもないんすよ。
そこに時間があって初めて…事象があって初めて、それは腐っていくんで段々段々…。でエントロピーがあるから、新鮮なものにはならないということですね。
じゃあ時間とは何なのか?
時間とは事象と言い換えることができるけれども、じゃあ事象って何ですかっていうのはこれからの話です。
あーいいとこまできたけど、時間がそろそろ今日あと一分くらいしかねえなあ。
世界の時間がってこの方はおっしゃいました。
で、大事なことなんだよ結構。
その、個人的な時間と世界の時間。で、この場合ですね、相対性理論というのが出てきてます。
相対性理論というのはね、例えばその…速い速度で走るロケットの中では時間が縮むというのは、あれはね個人的な時間の話ですよね。
ま、個人的な時間の話しだけじゃなくて、実はもっとグローバルな、相対性理論自体はグローバルな世界観の理論なんですけども。
あ、難しいよね、相対性理論だすと。なんでかっつーと、その外側から見た、ロケットの外側から見たその時間とロケットの中での時間ってのば進み方が違うわけですよ。これはね、すごい大事なことなの実は。僕がそのアインシュタインってすごいんだよっていうのはそういうとこなんですよ。
アインシュタインって普通の物理学者じゃないんすよ。で、月さん、あ一月読之大神も
「アインシュタインはすごい」っておっしゃってるんですよ。そこですね。
今日はここまで。